稲村 和美
1972年生まれ。1995年、神戸大学法学部在学中に、阪神淡路大震災。
避難所でボランティア活動を経験し、まちの復興を見つめる中で、税金の使い道と政治のあり方、「自治」に関心を持つようになる。
その後、地元の証券会社に入社。営業を2年半経験し、会社合併後の東京本社で人事部研修課に異動。管理職の年俸制や、部下が上司を評価する多面評価制度を導入するなど人事改革の一翼を担う。
2002年、尼崎市長選挙で白井文前市長のスタッフとして尼崎に戻り、市長当選後、自身も政治の世界へ。
2003年兵庫県議会議員に初当選し、2007年に再選。
2010年には尼崎市長選挙に出馬し、全国最年少の女性市長(当時)として当選を果たす。
夫と娘の3人暮らし。
市長の活動日記
尼崎市のウェブサイトに「市長の活動日記」を公開しています。2010年12月13日の市長就任式以来、約8年間の活動を詳細に綴ってきました。魅力溢れるまちのPRも精力的に行っています。
ひと咲き まち咲き あまがさき
尼崎市では市民の皆さまと意見交換の場を設け、現状や課題を共有した上で、平成25年からの10年間を期間とする新しい総合計画を策定しました。「ひと咲き まち咲き あまがさき」をキャッチフレーズに、より良いまちづくりを進めています。
また総合計画をお知らせする総合計画読本を作成しました。このまちの10年後に向かってがんばる市民を紹介し、尼崎の魅力を分かりやすくまとめました。
あまらぶ大作戦
尼崎版シティプロモーション推進指針を策定し、これを「あまらぶ大作戦」として展開しています。尼崎を好きな人(=あまらぶな人)があふれるまちを目指すことで、交流人口、活動人口、定住人口を増やし、まちの活性化と好循環を生み出すことが目的です。
マイナスイメージの払拭
かつての公害都市から環境都市に生まれ変わりました。平成23年度の「日本の環境首都コンテスト」で、総合第5位に選ばれ、10年連続でベスト10入りした自治体は尼崎市だけです。
動画でまちの魅力発信
尼崎は鉄道や道路などの交通網が発達し、周辺都市へアクセスがしやすく、徒歩や自転車での移動に便利な上、大型の商業施設も多く、医療機関も充実。そんなまちの魅力を「あまらぶウェルカムムービー」にまとめています。ぜひご覧ください。